ロゴの作成はフリーソフトでOK?初心者でも簡単デザイン!

ロゴを作るシチュエーションは様々です。企業用としての用途をはじめ、商品開発時や趣味のグッズを作る時など、色々な活用シーンがありますよね。ではロゴをどのように作るのかと言えば、プロに任せるのがひとつの方法です。

一方、簡単にデザインを作れるフリーソフトも登場しており、自分でツールを使って作成することもできますよ。プロに頼む場合と自分で作る場合は、どのような違いがあるのでしょう。

(立体ロゴの作成方法徹底解説!)

プロならではのセンスが光る

プロに依頼する時のメリット、一番はデザイン性に優れるロゴを作ってもらえることでしょう。ロゴは言わばただのマークでもあり、世の中には自分で作れそうと感じるデザインも意外と沢山ありますよね。ただ、いざ自分で考えてみようとすると、なかなか「これだ」と思えるデザインは浮かんでこないものです。

そんな時に力を貸してくれるのがデザインのプロというわけですが、磨かれたセンスを武器に、クライアントのイメージを具現化してくれます。レタリングやイラストレーションなどを駆使しつつ、ベースとなるコンセプトをもとに新しいロゴを誕生させるのです。

単にデザインをするだけでなく、ルールに則った作成をしているのも特徴です。例えばサイズ感がそのひとつです。ロゴは印刷して用いることが多いですが、文字が小さ過ぎると印刷後の視認性が悪くなってしまいます。実用性のある最小サイズもしっかりと検証しつつ、サイズ設定にも細かく注意を払うのです。

オリジナリティーについても、徹底して守るべきルールとして定められています。既存のデザインによっては著作権があるため、権利を侵害しないように作成しなければいけません。素人がロゴを考えると、有名なロゴに影響を受けたり模倣をしたりして知らずに著作権を侵害するケースもありますが、プロは原則として完全オリジナルで作ってくれるので安心です。

プロに頼むと費用が掛かりがち

ロゴ作成をプロに発注するデメリットもあります。その内のひとつは費用の問題でしょう。料金はピンキリゆえに一概ではないのですが、安くても3万円前後、高い場合は10万円をゆうに超えてきます。一度作成をしたロゴはずっと使うことができますし、シンボルとなる存在ですので高い費用をかけるだけの価値もあります。

しかし、資金に余裕のある企業ならまだしも、個人などでの依頼ですと躊躇する金額でもありますよね。ちなみに昨今ではクラウドソーシングで作成を依頼するケースも増えているようです。個人デザイナーに頼む場合ですと、数千円という安さで作ってもらえるため、出費を安く抑えることもできますよ。

フリーソフトで作るという選択肢

「プロに作成を頼みたい、でも費用が気になる」、そんな時にはフリーソフトで作成にトライしてみるのも良いかもしれません。自分で作ってみようとなった時、どんな風に作成をしていけば良いのか、基本のところから迷ってしまいがちですが、専用のソフトを活用すれば誰でも簡単にデザインを作っていくことが可能です。

フリーソフトならタダで使える上、ロゴを作るために必要な機能が備えられていますので、即作成に取り掛かることができるのです。(参考元 ... ロゴ作成)

無料だからといって過度に機能が制限されているということはないですし、安上がりに済ませたい人は活用をしてみると良いでしょう。

操作は難しくないの?

フリーソフトは便利で役立つツールですが、使いこなせるのか不安を感じる人もいるはずです。しかしこういったソフトの中には、初心者の人が直観的に使えるように工夫がされている物も多いのです。例えばフリー素材が最初から組み込まれており、それをベースに色や配置を変えて好きにデザインをしたり、任意の文字列を打ち込んでロゴと合体させたりすることもできます。

中には文字を打ち込むと、自動的に何種類ものロゴを提案してくれるといった、お手軽なソフトもあります。もっと拘りたい人向けに3Dの立体的なデザインを作れるソフトもあり、無料とは思えない充実の機能が備わっているのです。

最初は少し使い方で戸惑う部分もあるかもしれませんが、すぐに操作をマスターすることができますよ。

商標登録の有無をチェックしよう

デザインを考える際には著作権の問題を踏まえて作成をしなければいけません。フリーソフトを使って自分で作る場合も、既存のデザインに似ているといった問題がないか注意することが大切です。どうやって調べれば良いのかというと、簡単なのはGoogleの画像検索機能を活用することです。

例えば「車 ロゴ」というワードで検索をすれば、世の中に存在する色々な車のロゴをチェックすることができます。ただこれは簡易的な調べ方であり、検索ワードを知らないと探しにくいですし、マイナーな会社や商品などですと出てこないこともあります。

もっとよく調べたい場合は、特許庁の特許情報プラットフォームを利用するのもひとつの方法です。文字や図形などの商標について調べることができます。検索の仕方で迷うかもしれないものの、ヘルプデスクが用意されていますので、そこに相談をすると使い方などを教えてもらえますよ。

アイデアが生まれるかどうかは別問題

自分でロゴを作れば安上がりに済みますので助かりますよね。フリーソフトも簡単に操作ができ便利です。ただ、満足のいくロゴが作れるようになるかと言えば、そうとも言えない面もあります。ソフトを使って作るにしても、アイデアが出てこないと結局のところ、納得のロゴを作ることはできません。

大体作りたいものが決まっていたり、そこそこのデザインが作れれば十分という考えだったりすれば良いのですが、もっと拘り抜いたハイセンスなロゴを目指すとなると自分だけでは難しいこともありますよね。ロゴ作成はセンスが求められる作業でもあるため、イメージを練り上げていくのが不得意ですと、便利なソフトも上手く活用できないかもしれません。

丸投げで済ませたいならプロに相談

どうしても自分では作れそうにない、著作権を侵害しないか心配、そのような場合は素直にプロに発注するのが簡単です。相応の費用が掛かるものの、希望するデザインコンセプトをもとに、丸投げで作ってもらえるというお手軽さがあります。

細かく指定を出すこともでき、詳細まで拘っていくことも可能ですよ。また、自分で考えずに済む分、思案する時間も取られずに済みます。デザイン案を考える際、深みにハマると延々と時間が取られてしまいがちですし、出口が見えなくなることもあるものです。

時間の節約という意味でも、思い切って頼んでしまった方が良いこともあります。